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日本の地震と津波の歴史

はじめに

東日本大震災においては地震保険は多少役に立ったというデータもあります。ただまだ企業を中心に地震保険は浸透したとはいえない状況です。

また日本はとても災害の多い国です。特に地震は頻繁に起きます。世界でも有数の地震国家といえます。インドネシア・中国・チリ・ペルー・アラスカ・中東などでも地震は起きます。ただ日本では大きな地震の起こる可能性が極めて高くなっています。日本とその近郊の海を含めても世界全体の0.3%くらいの面積しかありません。ではその中でマグニチュード6.0以上の地震がどの程度の確率で起こるかというと5つに1つ程度・実に21%程度もの大地震が日本及びその近郊で起こっています。

年間平均でもマグニチュード6.0から6.9までの地震が17回・7.0から7.9までの地震が3回も起きています。マグニチュード8.0以上の地震も10年に2度ほど起きています。これを見ても日本がいかに地震の多い国であるかが分かります。

過去の地震被害

東日本大震災はかなりの大きな災害で100年に1度程度の地震であったと思われます。ただ今後も1000年に一度程度のさらなる災害が起こる可能性もあります。先人の知恵や警告をだいぶ軽視していたという指摘もあります。過去にも数十年周期で大地震や大津波は来ています。その都度に大きな被害を受けてしまう国民性となるとやはり何かを変えていく必要もあるのかなという気がします。

歴史上の津波の被害

ここで歴史上の津波の被害をまとめていきます。三陸地方では特に津波が多く来ています。100年に1度とかではなく身近に来ている災害といえます。

大津波の被害をまとめて紹介します。
紀元前4000年ごろ:三陸地方で大津波が発生
紀元前1500年ごろ:三陸地方で大津波が発生
紀元前1000年ごろ:三陸地方で大津波が発生
紀元前800年ごろ:仙台付近で巨大津波の被害
紀元前100年ごろ:仙台付近で当時最大の巨大津波の被害
紀元前後付近:南海トラフの巨大地震と大津波の被害
684年(天武13年):白鳳地震(南海トラフ地震でマグニチュード8.0から8.3程度)と大津波で被害
701年(大宝元年):大宝地震(丹波国の地震)京都府阿蘇海で大津波
850年(嘉祥3年):出羽地震による津波
869年(貞観11年):貞観地震(マグニチュード8.3から8.6程度)仙台から多賀城付近で津波
887年(仁和3年):仁和地震(南海トラフ地震で8.0から8.5による津波被害)
996年(長徳2年):長徳地震(マグニチュード8.0から8.5の津波被害)
1026年(万寿3年):益田沖の万寿自身と津波の被害
1096年(嘉穂3年):永長地震(南海トラフ地震で8.0から8.5)の巨大地震と津波の被害
1241年(仁治2年):鎌倉でマグニチュード7.0の地震で由比ヶ浜の大鳥居が流出
1257年(正嘉元年):正嘉の大津波・関東一円に津波の被害
1293年(正応6年):鎌倉大地震(死者23000人超)による津波
1361年(康安元年):正平・康安地震(南海トラフ地震で8.0から8.5)の巨大地震と津波の被害
1394年(応永元年):応永地震で仙台平野東部地方に津波の被害
1408年(応永14年):紀伊伊勢自身によって東海と鎌倉に津波の被害
1454年(享徳3年):享徳地震で東北地方の太平洋沿岸に巨大津波被害
1498年(明応7年):明応地震(南海トラフ地震)で東海地方に大津波被害
1586年(天正13年):天正地震(マグニチュード7.8から8.1)で大津波の被害
1596年(慶長元年):大分地震によって別府湾沿岸に大津波被害
1605年(慶長10年):慶長地震の津波によって房総半島から徳島までの広範囲に被害
1611年(慶長16年):慶長三陸地震による津波被害・仙台平野から津軽地域までの一帯で被害
1640年(寛永17年):北海道駒ケ岳の大噴火によって内海湾に火砕流や土石流が起こってそこから津波発生
1677年(延宝5年):八戸沖地震による津波
1677年(延宝5年):延宝房総沖地震(マグニチュード8.0)による津波の被害
1703年(元録16年):元録関東地震(マグニチュード8.2)調子から下田から津波の被害
1707年(宝永4年):宝永地震(南海トラフ地震でマグニチュード8.6)による巨大津波。伊豆半島から九州の太平洋岸までの広い範囲で津波が起こって20000人近い死者を出す
1741年(寛保元年):渡島半島から佐渡沖までの広範囲で津波が発生して1470名ほどの死者を出す
1763年(宝暦12年):八戸沖(三陸沖)地震による津波
1771年(明和8年):八重山地震による津波被害。死者12000名
1792年(寛政4年):雲仙岳噴火でなだれと津波によって死者15000名
1793年(寛政5年):寛政地震で三陸沖に津波の被害
1833年(天保4年):日本海沖地震で秋田から新潟付近までに津波被害
1854年(嘉永7年):安政東海地震(マグニチュード8.4)による津波被害
1856年(安政3年):安政八戸沖地震による津波被害
1896年(明治29年):明治三陸地震と津波で22000名の死者
1923年(大正12年):関東大震災による津波
1933年(昭和8年):昭和三陸地震津波
1940年(昭和15年):積丹半島地震による津波
1944年(昭和19年):昭和東南海地震による津波
1946年(昭和21年):昭和南海地震による津波
1952年(昭和27年):十勝沖地震による津波
1960年(昭和35年):チリ地震津波
1983年(昭和58年):日本海中部地震による津波被害で死者100名程度
1993年(平成5年):北海道南西沖地震と津波で大きな被害
2011年(平成23年):東日本大震災と巨大津波によって青森から千葉で大きな被害。死者・行方不明者18000名超
2016年(平成28年):福島県沖地震と津波

こうしてみると江戸時代を中心に多くの津波が来ています。また三陸沖を中心に南海トラフ沖にもかなり大きな地震と津波が来ています。

歴史上の地震の被害

次に日本で発生した大地震を紹介していきます。日本は地震が頻発する国ですので過去にも多くの大地震が来ました。その中で明治時代以降で大きな被害の出たものを中心に紹介していきます。

1891年(明治24年)10月28日:濃尾地震で死者・行方不明者7273名、マグニチュード8.0
1896年(明治29年)6月15日:明治三陸地震と津波で死者・行方不明者22000名程度、マグニチュード8.2程度
1923年(大正12年)9月1日:関東大震災と津波で死者・行方不明者105000名程度、マグニチュード7.9
1927年(昭和2年)3月7日:北丹後地震で死者・行方不明者2925名、マグニチュード7.3
1933年(昭和8年)3月3日:昭和三陸地震津波で死者・行方不明者3064名、マグニチュード8.1
1943年(昭和18年)9月10日:鳥取地震で死者・行方不明者1083名、マグニチュード7.2
1944年(昭和19年)12月7日:東南海地震で死者・行方不明者1251名、マグニチュード7.9
1945年(昭和20年)1月13日:三河地震で死者・行方不明者2306名、マグニチュード6.8
1946年(昭和21年)12月21日:南海地震で死者・行方不明者1443名、マグニチュード8.0
1948年(昭和23年)6月28日:福井地震で死者・行方不明者3769名、マグニチュード7.1
1952年(昭和27年)3月4日:十勝沖地震で死者・行方不明者33名、マグニチュード8.2
1960年(昭和35年)5月23日:チリ地震と津波で死者・行方不明者142名、マグニチュード9.5
1964年(昭和39年)6月16日:新潟地震で死者・行方不明者26名、マグニチュード7.5
1968年(昭和43年)5月16日:十勝沖地震で死者・行方不明者52名、マグニチュード7.9
1974年(昭和49年)5月9日:伊豆半島沖地震で死者・行方不明者30名、マグニチュード6.9
1978年(昭和49年)1月14日:伊豆半島沖近海地震で死者・行方不明者25名、マグニチュード7.0
1978年(昭和53年)6月12日:宮城県沖地震で死者・行方不明者28名、マグニチュード7.4
1983年(昭和58年)5月26日:日本海中部地震で死者・行方不明者104名、マグニチュード7.7
1984年(昭和59年)9月14日:長野県西部地震で死者・行方不明者29名、マグニチュード6.8
1993年(平成5年)7月12日:北海道南西沖地震で死者・行方不明者230名、マグニチュード7.8
1995年(平成7年)1月17日:阪神淡路大震災で死者・行方不明者5521名、マグニチュード7.3
2004年(平成16年)10月23日:新潟県中越地震で死者・行方不明者68名、マグニチュード6.8
2008年(平成20年)6月14日:栗駒地震で死者・行方不明者23名、マグニチュード7.2
2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災で死者・行方不明者18000名超、マグニチュード9.0
2016年(平成28年)4月16日:熊本地震で死者・行方不明者249名、マグニチュード7.3
2018年(平成30年)9月6日:胆振東部地震で死者・行方不明者42名、マグニチュード6.7

こうしてみると第2次世界大戦前後と1970年台そして2010年前後で多くの地震が起こっています。だいたい30年から40年周期で全国どこでも地震が起こってもおかしくはないということがデータからも分かりました。

こうなってくると地震や津波に対する備えが必要になってきます。耐震構造の建物を作る・低地に作らずに高台に作る・建物と建物の間をある程度空けるなどの対策も必要そうです。

さらに企業の場合は建物の損害や営業をできなくなってしまった時の補償として地震保険を考えてもいいような気がします。万一の大きな損害に対して備えをしておくことも大事です。

ただ地震保険には難しい問題があります。それを以下で説明します。

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