1. HOME
  2. ブログ
  3. 首都直下地震で生き延びる自信ありますか?

首都直下地震で生き延びる自信ありますか?

はじめに

NHKスペシャルで総力を挙げて行う首都直下地震のスペシャルが2019年12月1日から8日まで放送されました。もし阪神大震災規模のマグニチュード7.3、震度7相当の地震が都心に来たらあなたに何ができるのかということをドラマ形式と討論形式で放送しています。

この30年で震度7クラスの地震が日本だけで5回ありました。さらに今後都心部付近の首都直下地震の起こる可能性は今後30年以内に70%超と言われています。かなりの確率で起こるものと考えておいた方が良いでしょう。大災害に対する対策を行っておくことが必須事項といえます。

12月1日の放送:あなたは生き延びることができるか

12月1日の放送は「あなたは生き延びることができるか」というテーマでドキュメンタリー形式で放送します。死者数は最大で見積もって23000人・全壊や消失の家屋が61万棟・救助を要する人の数が72000名に上るなどの大災害になります。首都直下地震で想定される被害の全貌を内閣府の作成の被害想定に最新の研究成果を加えて紹介していきます。

12月2日放送:あなたを襲う震度7の恐怖

12月2日の放送は「あなたを襲う震度7の恐怖」をドラマ形式で放送します。東京を架空の地に見立ててそこにマグニチュード7.3の大地震が襲ったという仮定で話を進めていきます。地震の発生時刻から数時間程度までにリアルタイムで起こり得る事柄をドラマ化していきます。震源などの場所によっては阪神大震災を大きく超える被害が出ることも予想されます。こうした被害がなぜ発生するのかという背景についてもスタジオで討論をしていきます。

12月3日放送:多発する未知の脅威

12月3日の放送は「多発する未知の脅威」をドラマ形式で放送します。震災から30時間程度が経過した首都圏の姿をドラマ化していきます。1日以上が経って東京の被害の全貌が判明。ただ火災や余震はまだ収まらない。さらに炎の塊や竜巻が人々や地域を襲う姿なども放送していきます。こうなってしまうとどれだけの方が犠牲になるのかが想像できません。

12月4日放送:命の瀬戸際・新たな危機

12月4日の放送は「命の瀬戸際・新たな危機」をドラマ形式で放送します。震災から50時間以上経った首都の姿をドラマ化していきます。火災などはだいぶ沈下してきました。ただ行方不明者の生存が厳しくなる72時間の壁が近づく状況。さらに避難所に人が入りきれない・また物資が届かないなどの新たな課題に直面します。生き抜けるか・また今後の生活再建をどうしていこうかという途方に暮れる時間でもあります。

12月5日放送:危機を生き抜くために

12月5日の放送は「危機を生き抜くために」をドラマ形式で放送します。震災から80時間程度が経った東京の姿をドラマ化していきます。国や一般市民の方がどれだけこの震災に対して真剣に向き合っていたのかを考えていきます。また今後の生活再建に向けて一歩ずつ足元を進めていくきっかけの時間になります。

12月6日放送:巨大地震・あなたの街の地域リスク

12月6日の放送は「巨大地震・あなたの街の地域リスク」をドキュメンタリー形式で放送します。首都直下地震よりもさらに被害規模が大きくなると予想されている南海トラフ地震。この南海トラフ地震では死者数が最大で32万人になるという試算も出ています。広大な地域で大きな被害が出ることが予想されます。地域のリスクにどう備えていくかも重要になります。

12月7日放送:終わりの見えない被災

12月7日の放送は「終わりの見えない被災」をドキュメンタリー形式で放送します。首都直下地震の発生から1週間ほどが経った東京の姿から1か月後・1年後・10年後の日本そして東京がどうなっていくのかをスタジオで話し合います。復興への長い壁・長期の避難生活・震災関連死など様々な難題が降りかかります。どのようなことが想定されるかを考えていきます。

12月8日放送:災害に耐える社会へ

12月8日の放送は「災害に耐える社会へ」をドキュメンタリー形式で放送します。次々に困難が襲ってくる状態が長期間続きます。どうすれば被害を少なくできるのか。そのためにどのような対策を取ればいいのかを真剣に考えていきます。首都直下地震の場合は人口過多の地域で起きるので避難想定通り逃げることができるのかなどの大きな課題が出そうです。

みんなで考える防災

NHKではNHKオンライン・TWITTER・LINEなどのSNSを通して「みんなで考える防災」を実施していきます。番組を見るだけ・情報を受け取るだけではなく、災害を自分に置き換えて考えていく体感形式で考えていきます。外国人・障害者・高齢者・女性・子供などの避難方法や救助の仕方なども考えていきます。

参考資料
体感・首都直下地震ウイーク:https://www.nhk.or.jp/taikan/?fbclid=IwAR0eR0bC2EzgVLy2viPRAQFAvLpGQUVVGTIn4uTqZNOut9U91Ys9ULkaVik

関連記事