大きな震度ほど保険金が高いインデックス保険というものができました
はじめに
2020年8月からインデックス保険というものができました。インデックス保険というものは予め保険の出る指標であるインデックスを決めておいて、その状況を満たしたときには保険金を遅滞なく受け取ることができるというものです。
数日で保険金をいただけることも
日本でインデックス保険を真っ先に導入したところは東京海上日動の震度連動型の地震費用保険ということになります。気象庁が発表をする震度情報を指標とする地震保険です。
このケースでは実際に大地震が起こった時に、保険会社は震度6弱以上の地域以上の契約者にメールを送信します。契約者は住所や振込口座を確認して返信することで最短3日間で保険金を受け取ることができます。
プレミアムプランでも保険料は月に1万円と比較的割安なことです。地震が起きて受け取ることのできる保険金は震度7で50万円、震度6強で20万円、震度6弱で10万円となっています。このほかにもスタンダードプランとエコノミーのプランがあります。
加入のメリット
加入のメリットはあるのではないかと思われます。指標が震度と明確なので保険会社が何か条件をつけて渋ることがしにくいです。住む地域に関係なく保険料は一律で同額です。とても合理的でシンプルなのでとても分かりやすいです。
また保険会社も震度という明確な基準で決まるので、支払いのための調査をしません。このため短期間での支払いが可能になります。被災直後にこのようにまとまった金額が早く出るというのはありがたいことといえます。
加入手続きもインターネットで行うことができます。被害調査もしないので保険会社の社員のコストもかかりません。このため保険料を低く抑えることができます。
このような理由からご興味のある方は加入をしてみても良いのかもしれません。ただ法人の方だと保険金が50万円というのはあまり魅力を感じないところといえます。
参考資料・出典
ヤフーニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b50364f832cc207b6dea4fcc38f336f1f11140a