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東北地方で震度6強の大地震

はじめに

2月13日午後11時過ぎごろに、東北地方宮城県と福島県で最大震度が6強の大地震がありました。震源は福島県沖で震源の深さが55キロ、マグニチュード7.3は阪神大震災と同等の規模でかなりの大きな地震でした。

都内も揺れる

当時は都内東部の自宅にいました。自身はまだ仕事中だったのですが、緊急地震速報のアラームがなって、「地震?」と思ったら揺れが始まって、その揺れがどんどん大きくなって「これはまずいな~、5強くらいまで行くかな・・・」という感じになって行くうちに何とか大きな揺れは収まりました。

おそらく都内は1分超、1分半近く揺れていた記憶があります。震源は千葉沖で震度は5弱と思ってテレビのニュースをつけたら震度は4で済むも震源はなんと東北。東京でこれだけ揺れたのだから実家の日立やいわき・南相馬・仙台・石巻あたりはどえらいことになっているかもしれないと思いました。

ただ地震後親からは特別な連絡はなく、翌日にメールと電話は交わしました。土曜日夜で安否の電話が殺到すると思ったので、向こうからなければ少し時間をおこうと思いました。

最大震度は6強

最大震度は福島県相馬市・新地町・宮城県蔵王町などで6強を観測。また宮城県仙台・石巻や福島県を中心に震度6弱の大きな揺れがありました。幸い実家の日立は5弱と台所用品が少し落ちた程度で大きな被害はなかったとのこと。ただ親の話からは5弱ではなく5強はあった、途中までは震災のような雰囲気を感じたと言っていました。

ただ震源が55キロから60キロ程度と比較的深かったので津波の可能性は低いだろうと判断。揺れ方もゆっくりで重く感じたのでおそらくかなり深いだろうなという感覚でいました。これなら沿岸部でも津波は避けられそうだと。

けが人も発生

けが人も福島県と宮城県を中心に南東北・関東地区で150名程度とけっこう出ました。また道路の亀裂・水道管の破裂・灯篭の破壊など福島市付近を中心に多くの被害が出ました。日曜日は復旧作業を急ぐことになりそうです。

また東北だけでなく関東や震源に遠い静岡でも広範囲で停電が起きました。当日はこの時期にしては比較的暖かいもそれでも冬なので暖を取れないという家庭も多かったものと推測されます。

東日本大震災の余震

どうも原因は東日本大震災の余震だそうです。震災から間もなく10年ですが、まだまだ余震活動は続くだろうとのこと。

また首都直下地震や東南海地震・南海トラフ地震などの発生も予想されています。今後も地震への備えは重要です。企業の方は特に地震保険への加入を考えても良いのではないかと感じています。

3月20日にも震度5強の地震

また3月20日午後6時ごろにも宮城県牡鹿半島沖を震源とするマグニチュード6.9、最大震度5強を観測する地震が起こりました。

震度5強を観測した地点は仙台市宮城野区・石巻市・岩沼市・登米市・東松島市・大崎市・蔵王町・松島町・涌谷町・美里町と宮城県のかなり広い地域に広がっています。

また震度5弱は宮城県の仙台市青葉区・仙台市若林区・仙台市泉区・気仙沼市・名取市・角田市・栗原市・大河原町・柴田町・川崎町・丸森町・亘理町・山元町 ・利府町・大郷町・大衡村・南三陸町、 福島県の相馬市・田村市・南相馬市・国見町・大熊町・双葉町・浪江町・新地町・飯舘村、岩手県の 大船渡市・一関市・住田町と福島県北部から岩手県南部の比較的広範囲で観測しています。

東京でも嫌な揺れが

私の住む東京東部でも嫌な揺れが起きました。外にいたのですが、下からゆらゆらとした感じで揺れてきて、電柱が揺れだして電線は大きく揺れていました。地面もグラグラと動いていました。外でこれだけの感覚になったので「これは大きいな・5強くらいかも?」と思ったら東京23区の大部分が震度3でした。

「は・3?」と思ったのですが、この地震でパニックになって外に出てきた方もほとんどおらず、また自宅内で何か荷物が落ちたということもありませんでした。ということで震度3はあながち間違いでもなかったのかなと思います。

宮城県内でけが人が出ているという心配なニュースもありました。今後も大きな地震・余震が続きそうな気がします。特にニュージーランドなどの南太平洋で大きな地震が起きた時は注意が必要なのかなと個人的には考えています。

参考資料
NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210214/k10012865341000.html

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