避難の際に持ち出したいものリスト
はじめに
大地震などの万一の際に今後の生活を考えていく上での生活が大事になります。またそのことが生命を守ることもあります。以下のようなものを持ち出すことで今後のライフプランが成り立つことがありますのでご検討ください。
持っていくべきもの
避難の際に持っていくべきものを食料品・貴重品・医薬品・その他に分けて紹介していきます。優先順位を決めてどんどん持ち出せるようにしてください。津波の場合は時間が勝負ですので数分・最大でも10分までが勝負です。それ以降は諦めて逃げることを考えてください。
食料品・衣料品
食料品は水3リットル・風呂の水なども生活用水には使えます。食品は缶詰やレトルト商品で3日分くらいは必要になります。ただ重くなりますのでどこまで持つかは判断の難しいところです。
また衣料品もシャツなどを中心に何日かは持って行っていただきたいです。衣料品は軽いことと汗などをかくこともあるので意外に重要になります。
貴重品
貴重品は現金・カード・通帳・印鑑・保険証券・身分証明書などが必要になります。ただ運転はしないようにしていただきたいです。
医薬品
医薬品は持病のある方はその薬・救急用品・生理用品・治療食などです。高齢者や一般の方で大きな病気を持っている方は特に注意が必要です。
保護用具
保護用具としては軍手・運動靴・ヘルメットなどがあると良いでしょう。上から物が落ちてくる・破片などでけがをするリスクもあります。
まとめ
避難の際に着の身着のままで逃げると後で辛くなります。差し迫った危険の時は仕方ありませんが地震の後でも数分間は津波の来る可能性は低いです。その間に持ち出すことができるものはできるだけ持ち出しましょう。飲料・食料・貴重品・医薬品などはあるに越したことはありません。できれば保護用具を身に着けておくことでけがの防止になります。日頃からどこにどのようなものが置いてあるのかを確かめておく必要があります。
そのことでいざという時に短時間で持ち出すことができて避難生活が少しでも楽になります。最悪の事態になった時の最悪を逃れる方法として、知って・行動できることも大事かなという気がします。
参考資料
地震保険の理論と実務:栗山泰史・五十嵐朗著